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Binance News Japanでも以前取り上げたエンヴィオンの件ですが、飛び火を受けたスイスの金融市場監査局(FINMA)が、規制局の許可を得ずにICOを行った疑いで調査を開始しました。
Envion AGはEVNトークンを発行して、3万人を超える投資家から約1億フランを集めていました。
具体的には何があったの?
エンヴィオン社は移動可能なコンテナ型マイニングファームの開発資金をICOを利用した事で110億円を集めました。
この事件の当事者はEnvionの創業者メンバーとCEOであるヴューストマン氏です。
創業者メンバーが株式の保有率を81%から33%まで減らされた事でエンヴィオン社の支配権を奪われたと主張してベルリン裁判所に提訴しました。
ヴューストマン氏側は弁護士に株式の過半数の譲渡をしていて、その理由を「ICOによるトークン発行に不正疑惑がある事を発見したから」としていましたが、今回FINMAが調査に踏み切った理由と合致しています。
この事件はベルリンの裁判所に提訴されていますが、このまま泥沼の様相を呈してきているので、裁判は長く続きそうです。
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