仮想通貨が世間一般に浸透しているかと言えばそんなことは無いですね。
「仮想通貨」という名称を知っているか? と言う事になればそれなりの数字が出て来るかと思いますが、持っているか?という事になると話は別です。
恐らくほとんどの人は持っていないでしょう!
では、これから仮想通貨を普及させる為にはどんな事をする必要があるのでしょうか?
必要なのは利用出来るシーンが増える事と入手手段の簡素化
仮想通貨市場全体の時価総額は3000億ドルとなっていますが、投機目的以外の保有者は極めて少なく「わたしはこのプロジェクトに可能性を感じて通貨を購入しました(キリッ」というのは全体で10%もいないのではないでしょうか?
実際仮想通貨は数時間で10%~の価格変動が起こる事は比較的当たり前にあります。
しかしこれは仮想通貨の利用の促進・普及という点で考えるとデメリットでしかありません。
1時間後の10%~の値上がりが起こり得る通貨で何かを買おうという気にはなれません。
これに関して解決策を打ち出したのはイスラエルの「Zeex」という企業です。
Zeexはブロックチェーンを利用した決済ソリューションを提供していて、仮想通貨に関してはギフトカードにする形で決済利用の機会を広げようとしています。
ZeexのCEOであるGuy Melamed氏は仮想通貨の利用促進・普及にはサービスや製品と一直線につなげる事が最良の選択とし、「企業が独自のブロックチェーンベースのギフトカードを発行するプラットフォームを提供し、消費者はそのカードで匿名性を保ちつつ買い物が可能になる」と述べています。
ギフトカードにする事の利点として、新しい決済プロセスの導入が不要であり、消費されなかった場合でも前払から利益が発生する事から導入のメリットは大きいとの事です。
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