2018年7月18日にAppleStoreでバックグラウンドでマイニングを実行するアプリが一律禁止になりました。
英文のガイドラインでは以前から禁止でしたが、7月18日に日本語での規約でも禁止となりました。
そこから遅れる事約2週間、7月27日にGoogleの「プレイストア」でも制限ポリシーの更新を行い、仮想通貨マイニングアプリが禁止対象に追加されました。
しかし、遠隔でマイニングを管理するアプリについては禁止対象外となる模様です。
他人の端末を利用しての不正マイニングは急増中
2017年はランサムウェアというマルウェアの一種が大流行しました。
ランサムウェアとは、感染したコンピュータのシステムへのアクセスを制限し、この制限を解除をする為にマルウェアの作者に身代金を要求するウイルスです。
対して2018年はウイルスを仕込む事で、他者の端末を利用して無断で、且つバックグラウンドでマイニングを行うウイルスが大流行しています。
この「バックグラウンドでマイニング」の一番の問題点は利用者に「気付かれる事無くマイニングされる」という問題があります。
マイニングは端末に大きな負担をかける事になるので、不正なマイニングに気付いた頃にはスマートフォンに深刻なダメージがあるケースが多いです。
こういった被害を防ぐ事を目的に、今回プレイストアでのマイニングアプリが禁止となりました。
Googleでは自社のブラウザであるGoogle Chromeの拡張機能を利用した不正マイニング機能が相次いだことで、クロームの拡張機能を利用したマイニングはどの様な形であれ禁止となっています。
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