WavesはScalaというプログラム言語で開発されたブロックチェーンを持つ、分散型金融取引プラットフォームです。
Rippleゲートウェイの様に、法定通貨とのトレードや送金を念頭に開発されているので、取引所すらも排除して、ユーザー同士で直接仮想通貨や法定通貨との取引を可能にしています。
現状は未実装ですが、今後次の機能も実装予定との事です。
・スマートコントラクト
・メッセージ機能
・クラウドストレージ機能
・投票機能
・匿名送金機能
Wavesプラットフォームの特徴は?
Wavesプラットフォーム上ではWavesをドルの様な法定通貨との交換ができると同時に、Wavesを間に挟む事で円→ドルにも可能です。
Rippleも同じように法定通貨同士のやり取りの仲介ができますが、原則銀行にて行われますが、Wavesの場合は全ての取引がプラットフォーム上で行われます。
この差は非常に大きく、取引手数料は0.001Wavesと非常に安く、取引速度も1000取引/秒と非常に速いです。
Lease Proof of Stakes(LPoS)による取引承認
WavesはLPoSというアルゴリズムを採用しています。
Lease(リース)という単語が入っている通り、ノードをリースする事でとりひきの承認が可能になり、承認報酬を受け取る事が出来ます。
1Wavesからリースが可能で、リースするWaves額に応じて報酬を受け取れます。
独自のトークンが発行できる
Wavesを使う事で誰でも独自のトークンを発行して配布が出来ます。
プラットフォームは分散化され、ブロックチェーンに記録されるので、後でチェックも可能です。
e-sports用の仮想通貨で有名なMobileGoはWavesのプラットフォームで発行されたトークンとして有名です。
Wavesの将来性は?
Wavesは個人間に特化したプラットフォームです。
同じ様なサービスを行っているRippleは銀行を介したサービスに比重を置いているので、完全に個人間で済むWavesにはかなり期待しています。
ロードマップで予定されているブロックチェーンメッセージICOの法的枠組みの整理が実現したら、Wavesの価値はかなり上がっていくと予想できます。
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