Bitcoinに批判的な投資家と言えば最近真っ先に挙がるのはウォーレン・バフェットです。
仮想通貨への投資をする事で大金を失うというメッセージを発し続ける等、ビットコインというよりも仮想通貨を全面的に批判しているスタンスです。
投資会社バークシャー・ハサウェイの株主総会でも、ビットコインを「殺鼠剤の二乗」と表現し、ビットコイン価格の上昇に歯止めをかける切欠になるほどの影響力を持っています。
バフェット氏に意見をする存在はあまりいませんが、仮想通貨関連分野に於いてはバフェット氏の認識を批判する専門家もおり、その専門家の一人はフィンテックに基づくマーケティングを専門とするクラウドファンドX(CrowdfundX)の最高経営責任者(CEO)であるダレン・マーブル氏です。
マーブル氏は
「バフェットは多くの投資において、適切な決断を下してきた。だが、ビットコインについては全く間違っている。(関連する)テクノロジーについて、全く何も理解していないからだ」
と評し、数年後に仮想通貨に投資をしなかった事を最大の失敗になるだろうと発言しています。
また、バフェット氏に異を唱える専門家にダニエル・ライスもいます。ライス氏はスマートコントラクトのセーフティネットを提供するセージワイズ(Sagewise)の最高技術責任者(CTO)で、「ビットコインはバフェット氏の言う様なゼロ・サム・ゲームではない」と言っています。
仮想通貨はただデジタルの通貨ではなく、ブロックチェーンという革新技術の発展と普及をもたらしています。
ブロックチェーン技術の台頭により、様々な産業で応用可能という事で注目されています。
バフェット氏は「投資は自分が理解しているものに対してすべきだ」と発言しており、様々な専門家の発言を聞く事で賛成派に転じる可能性は十分にあると言えます。
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