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2018年6月7日のこちらの記事にて、ベトナムに於けるマイニング機器の輸入提言が出された事は比較的記憶に新しい出来事だと思います。
そして今回、ベトナムの中央銀行であるベトナム国家銀行は、仮想通貨マイニングマシンの輸入を停止する事を正式に発表しました。
この措置はベトナム商工省からの要請を受けたものです。
2017年から2018年4月の間に仮想通貨マイニングマシンの輸入台数は1万5600台にもおよび、その大部分は各都市を通してベトナム国内に持ち込まれていました。
ベトナムのチン・ディン・ズン副首相はベトナムの商工省や中央銀行、そして財務省に対してマイニングマシンの輸入に関して調査をし、管理に対する助言をもとめていました。
そして今回の一時禁輸については、ベトナム国内の通貨の流通量が改善されるという見込みを持っています。
ベトナム国内での仮想通貨マイニングマシンの使用がベトナム国内の仮想通貨の量の管理を複雑にしていた為です。
さらに今回の禁輸措置は、決済手段としてベトナム国際で法定通貨以外が利用される事を防ぐ為でもあります。
ベトナム財務省は6月上旬に、新しく採掘されたデジタル通貨を規制するプロセスが「非常に困難」とし、仮想通貨マイニングマシンの一時的な禁輸を提言しています。
*こちらの記事参照
更にさかのぼる事、4月には被害額6億6000万ドルにも及ぶ、ICOを利用した仮想通貨の詐欺事件も起こっており、ベトナム財務省は市民の保護に乗り出しています。
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