イギリスの規制当局が仮想通貨起業への24件のコンプライアンス調査を開始! ロイヤルミント発行を前の大掃除?
- By: Saiki
- カテゴリー: tokenNEWS
- Tags: ロイヤルミントゴールド, 仮想通貨, 仮想通貨取引所
最近はアメリカとカナダが共同で「仮想通貨一掃作戦」を展開し、シンガポールでは仮想通貨取引所に対して警告を出したり、各国で取締を強化する傾向にありますが、先日ハッカーから7000万円相当のビットコインを押収したばかりのイギリスで、英国金融行動監視機構(FCA)による仮想通貨企業に対して24件のコンプライアンス調査が始まりました。
FCAは今年に入ってから情報公開請求に応じて7件の内部告発レポートを公開した事を認めています。
その一方で具体的な企業名こそ明かさなかったものの、「FCAの認可が必要な規制対象の活動が行われているか確認する」為に実施しているとし、消費者保護を最優先に調査を行っている事を強調しています。
イギリスは比較的仮想通貨に寛容な姿勢を見せており、独自の仮想通貨である「ロイヤルミントゴールド」を発行する計画があります。
ロイヤルミントとはイギリスの造幣局の機関名で、1000年の歴史を持っている造幣局です。
ロイヤルミントゴールドは一般的に連想される「仮想通貨」というよりは仮想通貨の特性を持つ「金(ゴールド)」といった側面が強く、現金で仮想通貨を購入するのと同様に、仮想通貨で金を買う、と言った物になる様です。
売買された「金」はブロックチェーンに記録され、ロイヤルミントの保有量がそのまま金の保有量という形になる予定です。
日本ではSBIがロイヤルミントゴールドの取り扱いに前向きな姿勢を見せているみたいですが、日本でも購入が可能になったら資金の逃避先に選ばれそうですね。
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