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現在の仮想通貨は投機を目的として参加する人が多く、本来の事業への支援という意味合いで利用される事が少ない、という問題を指摘されています。
当然、資金を調達した側もICOに参加した側も、上場直後の急激な下落を望まないという点については同じだと思います。
テレグラムの元社員Anton Rosenberg氏はブロックチェーンプロジェクトにおける、トークンの価格を安定化させる事を目的としてMikado(ミカド)というプラットフォームを構築しました。
このプラットフォームではトークンの流動性をコントロールする派生製品の作成や取引が可能となっています。
ミカドは、早期にICOに参加した投資家やプロジェクトの関係者が所有するトークンを、一時的に凍結する派生商品型通貨であるミカドトークン(MKT)を発行する事が可能です。
MKTは取引する事も可能ですが、凍結期間が満期になるとMKTを償却する代わりに元のトークンが支払われるシステムとなっています。
Mikadoの肝となるのは、トークンの凍結期間を設ける事で市場への解放を制限し、取引量のコントロールを可能にしているという点にあります。
尚、MKTが金融商品であると判断される事を避ける為、プライベートセールのみで資金調達を行う方針を明らかにしています。
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