ソフトウェアの開発を手掛けている柯賓漢数位金融科技は仮想通貨取引所「COBIN HOOD(コビンフッド)」の台湾での取引開始を発表しました。
ブロックチェーン技術により、台湾産業のレベルアップを後押しする狙いです。
コビンフッドは世界で初となる、取引手数料0の仮想通貨取引所であると同時に、仮想通貨を利用した資金調達を行うICOのコンサルティングも行います。
2017年12月の運用開始後は手数料無料とセキュリティの高さをウリにして利用者を増やし、世界の仮想通貨取引所の中でも取引量上位30位に入る健闘を見せていますが、ただ手数料の安さを推しているだけではなく、現在扱っている仮想通貨は100種類を超えており、1日の平均取引額は約22億円となっています。
今年に入り、2月にはアプリをリリースして取引の利便性を高める等、徐々に注目が集まっています。
共同創業者の陳泰元 最高経営責任者(CEO)はCOBINHOODを通して台湾をブロックチェーン大国にする事を目的にしており、「インターネット時代に遅れをとっている台湾がハイテクの島に返り咲く為のチャンスです」と述べており、事業に対して強い意欲を示しています。
今後は仮想通貨に関連したデリバティブの発売も計画しており、19年第3四半期には新しいブロックチェーンサービスの運用開始を予定しています。
台湾と言えばシャープを買収した鴻海(ホンハイ)が真っ先に頭に浮かびますが、ホンハイに吸収された途端に経営が黒字になるなど、商売上手なイメージが強いです。
台湾のインターネットが遅れているというのは少々意外な事ですが、取引手数料が無料、さらに取り扱っている仮想通貨も100種類と、決して少ない事はなく、むしろ多い事を考えると将来性に期待が持てる取引所ですね!
この利便性で取引量が30位以内という事で知名度が無いからなのか、他の取引所が桁違いなのかは分かりかねますが、良いサービスを提供してどんどんサービスを拡大してほしいですね。
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