韓国が釜山にブロックチェーンセンターである「クリプトビーチ」を立ち上げる計画がある事を明らかにしました。
スイスにはブロックチェーンや仮想通貨開発の世界的拠点として有名な「クリプトバレー」が存在しますが、それに倣ったものとのことです。

韓国ICTフィナンシャル・コンバージェンス協会の王会長は、韓国版の「クリプトバレー」を展開したいと話しました。
これは韓国政府によるICO禁止措置により、韓国企業が自国の外でICOをしなければならなくなった事を挙げての発言で、韓国の政策により、ビジネスチャンスを逃しているという事に対して危機感を持っているとしています。

同協会は韓国の釜山東の観光地ヘウンデに「クリプトビーチ」を立ち上げる予定としており、8月30日に釜山の当局とクリプトビーチプロジェクトについて話し合うとしています。

2017年に韓国の規制当局がICOに対して「厳しく監視した上でコントロールすべき」という論調の下、禁止措置をとっていますが、その一方で韓国の有力なベンチャーが海外に出て行ってしまった事も認識しており、最近はICOの禁止を取り下げる方針を取っているという報道もあります。