SBIホールディングスはロシアの政府系ファンドであるロシア直接投資基金(RDIF)とロシアのFintech分野とバイオテクノロジー分野が対象の共同投資を行う契約を締結しました。
RDIFはロシア国内産業の発展や投資の活性化を目的に2011年に設立された投資基金で、これまでに世界中の投資パートナーと共同で20億ドル以上の投資を行っています。
SBIとRDIFは今回の契約に基づき、ロシアのFintech分野やバイテクノロジー分野への投資ファンドの設立をはじめ、ロシアでの投資活動で協力体制を敷いていく為に協議を進める方針です。
SBIグループでは、100%子会社でロシアでの商業銀行であるSBI Bank LLCで2016年に行われた日ロ露首脳会談で安倍首相からプーチン大統領に提示された「日ロ経済協力8項目」のに基づいた具体的な取り組みを進めており、2018年4月には、極東投資誘致・輸出支援エージェンシーと業務提携を締結し、日ロプロジェクトに参加する日本企業やロシア企業に対する金融支援を行う予定です。
SBIグループはこれまでもFintech分野やバイオテクノロジー分野のベンチャーに対して積極的な投資を行っており、培ってきたノウハウを活用し、ロシアの次世代の産業育成と投資先ベンチャー企業の企業価値の向上に向けた取り組みを通して、ロシアの経済・金融の発展に貢献していく方針です。
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