何かと事件が続く仮想通貨の世界ですが、ドバイでビットコインの取引を装って700万ディルハム(約2億円)を奪ったとして10人が逮捕されました。
被害者は二人の兄弟で、ビットコインを買い付ける為に市場を探していたところ強盗団からのアプローチがあり、誘い出されたとの事です。
取引の為に空き事務所でメンバーと合う約束をしていたものの、襲撃を受けお金を奪われたました。
事件当時は6人のメンバーが事務所内で兄弟を待ち伏せし、3人が外で見張りを立てており、犯罪捜査局のアデル・アル・ジョーカー中佐は「(強盗団は)兄弟2人を襲撃・脅迫してから手を縛り、事務所内に拘束した。そして金を持って逃走した」と説明しています。
事件が発生したのはドバイの商店主が所有している不動産で、犯人グループは不動産購入に興味があるとして接近し鍵を入手。
主犯格の湾岸国籍の男を4時間以内というスピードで特定し、首長国で逮捕されています。
今回はドバイで発生しているものの、昨年日本でも未遂で終わりはしましたが、日本でもビットコインの強奪未遂が発生しており、仮想通貨の価値が高まるにつれて事件発生のリスクも高まっています。
高額の売買となると対面での取引を好む方も多い思われますが、対面の取引であればそれはそれでリスクが発生します。
手数料をとって安全に取引をするか、手数料を惜しんでリスクを取るかを考えた方がいいかもしれません。
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