Ripple(リップル)社は、国際送金システム「xRapid」を利用した初の試験送金が好結果を出したと発表し、今回の試験送金の結果を受けて本格運用に向けて開発を進めるとしています。
xRapidは決済業者は金融機関に対するソリューションで、規模・速度・費用対効果を持ち、海外の新しい市場へ送金業務を拡大する事が出来ます。
試験送金は2018年5月10日、ブロックチェーン技術に基づいた国際決済のスピードの向上とコスト削減し、世界経済に数兆ドル規模を注ぎ込む金融サービスの近代化を押し進めるxRapidの社内テストの結果を次の様に発表しました。
われわれは今日、xRapidによるこれら目標の実現に一歩近づいた。xRapidは世界的な送金の遅れを取り除き、コストを劇的に軽減した。xRapidはデジタル資産のXRPを支えるテクノロジーを生かし、まさに瞬時にして海外送金を可能にする、xRapidのいくつかの試験結果が得られた
xRapidを利用した今回の試験は、アメリカからメキシコへの送金で、為替ブローカーに支払う送金手数料の40~70%が節約可能で、送金にかかる時間は従来の2~3日が2分前後と大幅に短縮され、XPR Ledger(台帳)に依存する送金部分に関しては僅か2~3秒です。
xRapidの送金システムは、発信地と目的地双方のデジタル資産取引所に直接説億し、発信地の通貨が一度XRPに変換され、数秒後にXRPが目的地の通貨に変換され、目的のアカウント・口座に送金されます。
RippleのAsheesh Birla上席副社長はXRPの有用性について、
1秒で1500トランザクションが可能なXRPは海外送金には最適である。
とし、xRapid試験に参加した送金取り扱い事業者ViamericasのPaul Dwyer最高経営責任者(CEO)も試験結果に満足しています。
そのうえで、将来の国際送金に主要な役割を果たし、決済インフラの非能率性にも安全に対応できる、と評価しています。
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