Ripple(リップル)と言えば、世界各地の銀行と提携し、国際送金速度の向上やコストのダウン等で常に話題ですが、仮想通貨XRPに関する新しいプロジェクトである「Xpring(スプリング)」を発表しました。
XpringはXRPとXRPレジャーに関する製品・サービスを開発・提供する企業に投資やM&A等の支援を行うプロジェクトです。
以前から話題になっていましたが、正式に発表された事でRippleに新しい魅力が加わった事になります。
Xpringは起業家を支援する有意義なプロジェクト
リップルチームは公式で次の様に述べています。
XRP レジャーのコードベースの主要な貢献者、そしてXRPの大規模所有者として、当社は起業家や開発者から、XRP関連のプロジェクトへの支援要請を受けることが多くありました。仮想通貨の非投機的な実用例を示そうと努める数少ないブロックチェーン企業の1つとして、当社は起業家を有意義な形で支援すべき立場にあると感じています。
XRPの開発者育成プログラムを率いるXpringのシニア・バイス・プレジデントとして、Ethan Beard氏が就任し、次の様に述べました。
私は新興企業が新技術や開発を活用して成長するのを手助けすることに誇りを持っています。フェイスブックでは多くのゲーム、音楽、ニュースなどの分野の企業が、私たちのプラットフォームを介して大企業に発展するのを見てきました。ブロックチェーンとデジタル資産には重要な問題を解決する潜在能力があります。速度、スケーラビリティ、現実のユースケースを実証したXRPは、スタートアップや起業家がビジネスを構築するための素晴らしいツールです。
Ethan氏はフェイスブック社の開発者ネットワークのディレクターを務め、フェイスブック社に勤める前はグーグル者でニジネス開発担当ディレクターを務めていました。
今回のXpringによって、XRPを使用してアーティスト向けにコンテンツの収益化と流通管理を簡略化させる「SB Tools」の開発をしています。
Ripple社と言えば、4月にブロックチェーン・キャピタル社の運用する1億5,000万ドルのVCファンド「ブロックチェーン・キャピタル・パラレルⅣ」にXRPで2500万ドル相当を投資しています。
Xpringチームは既にプロジェクトの審査に移っていますが、起業家や企業からの問い合わせが続いているとの事です。
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