リップルの分散台帳を利用した決済ネットワークであるリップルネットに、新たな顧客を参入・提携が続いています。
国際送金サービスを展開しているシンガポールのInstaReMとブラジルのBeeTechが新たにリップルネットと提携した事で、両社の顧客は送金速度や透明性、更には低コストといった恩恵を受ける事が出来ると同時に、今回の提携でアメリカや東南アジア、ヨーロッパ市場等、現在InstaReMを利用している多くの国の間でブロックチェーンを利用した支払が促進される事が予想されます。
BeeTechの創設者でありCEOのフェルナンド・パヴァニ氏は、APIを利用したxViaを通して総合的なサービスを提供できるとし、高く評価し、歓迎する意向を見せています。
先日提携したクウェートのKFH(クウェート・フィナンシャル・ハウス)も、リップルネットをクロスボーダー決済の為に利用する事を明言し、ブロックチェーンを利用したネットワークに参加する最初の銀行である事を述べています。
2018年5月だけで6つの銀行と支払サービス提携企業がリップルとの提携、もしくはツールの利用をする事を決定しており、日本ではSBIが提携している事や、最近ではMUFGがリップルの技術を利用した送金システムという事でニュースにもなりました。
送金スピード向上やコスト削減といった面から今後もリップルネットへの参入は続くと予想されている為、今後リップルが開発するであろう製品にもおのずと期待が集まります。
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