世界中の銀行と提携を結び、飛ぶ鳥を落とす勢いのRipple(リップル)ですが、決済手段のスマートコントラクト・プロトコルである「Codius」のベータ版をリリースしました。
これは元々2015年の時点で開発していたものではありますが、市場が未成熟であった事から中断されていました。
非中央集権・分散型のアプリケーション(Dapps)やスマートコントラクトがこれまでより更に早く安全になるだけでなく、Bitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)にも対応可能で、デベロッパーツールのダウンロードも可能となっています。
リリースは夏の噂?
CodiusはRippleが2017年に開発を再開したスマートコントラクト用の新しいプラットフォームです。
2014年のホワイトペーパーによれば、「Codiusは非集中化のプロセスの簡易化する」と記載しており、Rippleネットワークの向上を目的として、銀行等の金融機関を巻き込んだエコシステムのソリューションになるはずだった。
今回開発を再開した事に対する詳細は現時点では不明ではあるものの、実装は2018年夏を予定しているとのことです。
CodiusはRippleより高速で、セキュリティも一層強化されるだけでなく、開発言語はJavascriptを採用し、特別なプログラミング言語は不要になります。
開発当時は時代を先取りしすぎていた
Codiusの開発が中断したのは2015年の事で、当時は仮想通貨の認知度が全く無かった為、スマートコントラクト機能を利用した決済基準は無く、段階的な撤退をせざるを得なかったみたいです。
公式サイトによれば、Codiusは組み込み請求書作成(決済処理)プログラムが導入されていて、一度アップロードさえすれば作成者・ユーザー、もしくはプログラム自体であっても、誰でも決済処理を続ける事が出来ます。
今回のCodiusの開発再開により投資家は期待をかけてはいるものの、公式からの詳細の公表は無く、実はまだ続報を待たないといけない状況です。
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