Rippleのブラッド・ガーリングハウスCEOはビットコインが仮想通貨の市場価格に対して持っている影響力がいずれ衰えると考えている事を伝えています。
仮想通貨を新興産業と呼ぶガーリングハウス氏は市場が合理的になり、反映されていく様子を見る事になるとメディアに語っています。
テッククランチによれば、ガーリングハウス氏はカンファレンスの最中、ビットコインが将来、現在消えてしまった音楽サービスである「ナップスター」の様に、サービスが終了してしまう可能性があると発言しています。
その根拠として次の様に語っています。
何が可能なのかを私達に見せてくれたが、しかし最終的に勝利を収めたのはスポティファイやiTunes、そしてパンドラだった。なぜなら彼らは規制当局と関わりを持ったからである
つまり、何が可能なのかを見せてくれたビットコインという仮想通貨は、後から出現したスマートコントラクトが可能なイーサリアムや、国際送金のインフラ整備のRippleが勝利を収める事によってお役御免になる、という事です。
現在RippleとEthereumが未登録の証券とみなされる可能性が高いという発言に対して、「XRPを所有することは企業の株を所有することと同等ではないため、リップルは米国の法律の下では証券ではない」という意見を表明しており、その根拠としてリップルから配当を得られるわけではなく、XRPそれ自体に他の有用性がある事を挙げています。
SECが関与してきている事に対し、仮想通貨に絡んだ詐欺事件が増加傾向にある事を理解した上で、SECが関与しようとするのは当然の事と理解を示しています。
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