国際送金に強く、文字通り銀行送金に革命を起こしつつあるRippleですが、この度スペイン最大手の商銀サンタンデール銀行が、Rippleの技術を利用したアプリを利用して、世界初の海外送金サービスを開始します!
送金に利用されるRippleアプリはサンタンデール銀行開発した「One Pay FX」で、これを導入しているスペイン,イギリス,ブラジル,ポーランドの4か国に展開しているサンタンデール銀行間でサービスを開始します。
以前からRippleの技術による送金速度は話題になっていますが、本格的な海外送金業務は今回が初となっていて、画期的な出来事と言えます。
One Pay FXはRippleネットワークの一つ「xCurrent」を利用していて、サンタンデールは実は国際送金を数分内に完結できる事を目指して2016年から開発を始めていました。今回のOne Pay FXは法人向けソフトウェアとなっており、XRPを使わないタイプで、今後数カ月以内に多くの国に広げるとともに、サンタンデール以外の金融機関にも利用してもらう方針です。
どこまで広がる? Rippleの輪
Rippleは元々銀行間取引の世界的ネットワークの構築を最終目的にしていて、その方針がブレた事はありません。
実際、取引にかかるスピードやコスト、取引量は他の様々な仮想通貨に比べてもトップレベルで、スピードは平均3.3秒、コストは約0.04円、毎秒のトランザクションは1500TPSと他の仮想通貨と比較しても圧倒的に優れています。
Rippleネットワークを利用した国際送金はシンガポール、インド、UAEの大手銀行も利用を開始したと発表しており、今回のサンタンデール銀行の結果次第ではこのRippleネットワークを導入する銀行は更に増加する事が見込まれます。
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