Ripple(リップル)という仮想通貨を知っていますか? 今後について考えてみます

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Rippleという仮想通貨をご存知でしょうか?

100以上の銀行がリップルネットワークに加盟し、国際送金に特化した、通貨としての実用性が高い仮想通貨です。

今回は注目の仮想通貨「Ripple」について解説します!

Rippleとは?

Ripple(リップル)は送金システムです。

送金自体は他の仮想通貨でも可能な物は沢山ありますが、リップルの場合は効率よく利便性の高い、即決性のあるシステムです。

Rippleの特徴

送金に特化した仮想通貨である

Rippleが他の仮想通貨に比べて強みとしているのは、国際送金に強いという点にあります。

RippleはRippleネットワークを通じて資金の移動の効率化を図り、スムーズな資金の移動が可能な世界を目指しています。

例えばBitcoinとの違いは、特定の通貨を介す事無く、移動が可能という点にあります。

Rippleのシステムでは、預金口座の資金がXRPに交換されて、受取先の通貨に両替されて入金されます。

決済時間は凡そ4秒前後で、Bitcoinの10分とは大きく差をつけています。

Bitcoinとは仕組みが異なる

Bitcoinの送金システムは、コンピューターの計算によって取引の承認を行う為、利用者・取引量が増えるとネットワークに負荷がかかり、取引に時間がかかってしまいます。

しかし、Rippleは一部の承認者による投票で承認が行われます。
この仕組みは Proof of Consensusと呼ばれています。

承認者はRipple内で管理されるので、銀行に近いシステムではありますが、Rippleネットワークに参加すればスムーズに入金が完了します。

特定の管理者が存在する

Rippleが中央集権かそうでないかは、承認者の選定をどう判断するかによります。

現在、承認者のリストはユニークノードリストと呼ばれており、Ripple社が管理しており、取引の承認者は現在Rippleによってきめられています。

Rippleの乗っ取り防ぐ為に承認者の選定はかなり厳格化するとは思いますが、将来的には金融機関の承認者も出てくる可能性も十分にあります。

価値が安定している

Rippleも他の仮想通貨と同じように発行上限が1000億XRPと決まっています。

しかし、Rippleはその半分以上、646億XRPを保有しており、急激な高騰や暴落を防ぐ事が可能です。

インターレジャープロトコルとは?

リップルネットワークにおける送金の仕組みであるインターレジャープロトコルについて解説します。

一般の銀行から国際送金をする際、複数の銀行を経由する必要があります。
Swiftという国際送金に関わる金融業界の団体が発行したSwiftコードを使って海外の銀行まで送金を行います。

これについて国際送金の経験がある方ならわかるかと思いますが、着金まで時間がかかる事や、進捗具合も分からない上、手数料が高くなる等面倒くさいだけでなくお金も高くなるというおまけつきです。

それを解決するのがリップルネットワークというわけです。

定型している各国の銀行のネットワークに接続して、送金の迅速化を実現します。
このネットワークを拡張した物がインターレジャープロトコルです。

このネットワークの肝は、銀行だけではなくpaypalやクレジットカード等、あらゆる取引との連結が可能というところにあります。

これが実現すればオンライン上で資金・資産の移動がスムーズになります。

Rippleの今後はどうなる?

リップルはの送金システムは文字通り金融業界にとっては画期的で革命と言っても差し支えないものです。

これまで数日かかった上、高い手数料がかかっていた国際送金を簡略し、迅速な着金を実現し、効率化を実現します。

国際送金の仕組みを大きく変えるリップルの動向に今後も注目です。

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