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プーチン大統領はロシアが独自の仮想通貨を発行する事に対して曖昧なコメントをしています。
ロシア国民の質問にプーチン大統領が直接答える番組「ディレクト・ライン」で仮想通貨に関する質問に答えたもので、質問の内容は次の通りです
- ロシアは独自の仮想通貨を持つのか?
- 政府によってコントロールされる通貨なのか?
- 仮想通貨が法定通貨に代わる存在になっているか?
この三つの質問に対してプーチン大統領は、仮想通貨が国家に関係ない存在なので、「定義」だけみるならば中央集権国家によって発行されるものではないとして、ロシアは独自の仮想通貨を持つことは出来ない、とし、マイニングに関しては規制をする方針はないが慎重に扱う必要があると語りました。
更に、決済手段として仮想通貨を見た場合、日本で部分的に認められたという発言した事に対し、他の国では機能しないと断言し、仮想通貨が「決済手段でも価値貯蔵手段ともみなしていない」事を挙げて、後ろ盾がない事から慎重に扱うべきとしました。
これらを踏まえて、ロシアは仮想通貨が世界でどのように発展していくのかを注意深く見た上で、どの様に流れに乗るのかを考えていかなくてはならないとし、国際金融市場の制限を回避する手段として仮想通貨が利用可能なのかを調査する必要性に言及しています。
プーチン大統領がこの様な発言をしていますが、2019年中頃までに「クリプトルーブル(もしくはビットルーブル)」を試験的に発行する事を発表しており、経済制裁への緩衝役になる可能性がある事に言及しています。
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