チェコのプラハといえば、世界でも有数の美しい街として知られていますが、チェコの首都プラハを拠点にしているGENERAL BYTES社はビットコインATMメーカーで、プラハの地下鉄に仮想通貨ATMを10台新しく設置しました。
プラハの地下鉄は一日に120万人を超える利用者がいると言われるほど人々の往来が激しく、ATMを設置した事で外出中でも仮想通貨の売買が可能になりました。
GENERAL BYTES社は、ウェブサイトを更新し、仮想通貨ATMの設置場所に関して詳細な説明を追加しました。
それによれば10の駅に設置したとの事ですが、世界の仮想通貨ATMの情報を見る事が出来るウェブサイト「Coinatmradar.com」によれば、チェコ共和国には46台のビットコインATMが設置してあり、その内の34台がプラハに集中しています。
ちなみに日本は全国で10台しか設置されていません。
世界では、3.138台のATMの内、GENERAL BYTES社は27.36%のシェアを誇っており、通貨はビットコイン、ライトコイン、ダッシュ、モネロの4種類に対応しています。
現在プラハは仮想通貨ブームの最中です。
チェコでは以前から仮想通貨に対して寛大で、規制も多くありませんでしたが、チェコ国立銀行が「ビットコインを恐れてはいけない」という記事を公表し、プラハを「強大な仮想通貨コミュニティの本拠地」と表現した事で、政府で物議を醸す結果となっています。
仮想通貨の存在は法定通貨にとって脅威である事は、本来決して軽視できない問題だからです。
実際、チェコ最大手の家庭用電気製品店Alzaは自社のウェブサイトに仮想通貨での支払いページを追加し、
プラハ店とブラチスラバ店に2台のビットコインATM設置しましたが、これはヨーロッパ大手小売り業初の取り組みであるとの事です。
更にプラハのホレショビツェ地区は流行りものに敏感な地区ですが、仮想通貨教育機関として有名なParalelni Polisが立つ地区でもある事から、一般人が仮想通貨について学んでいます。
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