Power Ledgerはエネルギー売買が行える分散型取引プラットフォームです。
プラットフォームが「Power Ledger」で、その中で流通するトークンを「POWR」と呼びます。
特徴は、プラットフォームを利用する事で、太陽光発電した電気を個人間で売買する事ができます。
日本の太陽光発電の売買システムは東京電力と言った企業・仲介者の存在が必要ですが、パワーレジャーでは仲介者は不要でP2Pによる直接の売買が可能になります。
当然、仲介者が不在の為、各家庭で発電した電力は通常よりも高く売る事ができますし、電力が欲しい家庭は需要と供給で決まった価格で安価に電力を購入する事ができます。
従来の電力供給は送電線を利用した一方通行で行われてきましたが、将来的には個人や企業が作り出した電力を個人・企業の垣根を越えて売買し、より複雑になるとしています。
PowerLedgerのプラットフォームを利用する事により、電力売買の取引記録も改ざん不可能な形で残ります。
Power Ledgerの特徴
特徴として、Power LedgerにはPOWRとSparkzという2種類のトークンがあります。
POWRはプラットフォームを動かすために利用する、Ethereumベースのトークンで、電力の売り手と買い手が取引機能を利用する為に利用したり、アプリケーションへのアクセスに使います。
SparkzはPower Ledgerをグローバルに同期させて、電力に互換性を持たせる為のトークンです。
開発は事業法人
オーストラリアのpower Ledger株式会社によって開発されています。
Ethereumの様に非営利団体が開発するのではなく、事業法人が開発していますが、経営者の一人であるDavid Martin氏は電力産業での実務経験があります。
Power Lederってどうなの?
Power Ledgerは電力取引プラットフォームですが、一般的な仮想通貨では非中央集権であることが多い事に対して、中央集権的な色が濃いプロジェクトです。
電力産業に強い人間が中にいる事、開発の目的が明確である事、そしてそれに対して熱心であることから提携企業もどんどん集まっているみたいで、それに伴い価格も上昇しています。
電力産業という強いインフラ事業がP2Pになる事でもっと電気を安く使えるようになる事が期待できます。
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