今年コインチェックで起きたNEMの不正流出事件が過去最高の被害額で、その前はマウントゴックスで起きたビットコインの流出事件が過去最高額、このままだと次の被害額の最高額も日本が更新してもおかしくはなかったのですが、この度史上最大の仮想通貨詐欺の可能性を指摘されているのがPincoin(ピンコイン)、ifan(アイファン)のICOです。
両運営者が事実関係について声明を出していません。
このベトナムのプロジェクトには推定3万2000人が約6億6000万ドル(約707億円)相当を投資しており、もし詐欺だった場合は仮想通貨の詐欺事件としては過去最高額になります。
ピンコインとアイファンは、それぞれドバイとシンガポールに拠点を置く仮想通貨のスタートアップが運営していると言われており、ベトナムのモダン・テックグループでポンジスキームを行った疑いがあります。
ベトナム人幹部7人が首謀者とされていて、モダンテックはベトナムで両コイン唯一の公式代表と主張していましたが、モダンテックは3月にオフィスビルから退去しており、首謀者と観られるベトナム人がどこにいるのかが誰も知らない状況です。
ピンコインに関してはオンライン上で怪しいと言われてきたとされており、金融詐欺事件を記録するビハインドMLMは、そのバイ・イン方式と不透明性は「ROIポンジ」に見られる特徴だったと指摘する分析結果を今年2月に発表しています。
しかし、業者が夜逃げした現在でもウェブサイトは存続しています。
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