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仮想通貨に関わる事件で大きかったのは?と言われると、コインチェックのNEM流出と同じくらい頭に思い浮かぶであろうMt.GoXの事件ですが、今回、仮想通貨交換所「BTC-e」の元運営者アレクサンダー・ヴィニック氏をフランスに引き渡す形で結審しました。
裁判はギリシャで行われ、フランスへの移送はフランスで起きた、仮想通貨に関連した不正に関与しているという疑惑による逮捕状が出されている事に拠ります。
ヴィニック氏については、マウントゴックスの事件にも関係していると噂されている人物でもあり、裁判の行方が注目されます。
弁護人であるイリアス・スピリィアディス氏はロシアのメディアに対して「裁判所がフランスによる引き渡し要求を認めた」と語り、ヴィニック氏の意向もありギリシャ最高裁に上告を予定している事も明かしています。
ヴィニック氏は仮想通貨交換所「BTC-e」が閉鎖された後、アメリカ司法省の要請によりギリシャ警察に逮捕されています。
ヴィニック氏は無罪を主張しており、マウトゴックスの事件への関連も否定しています。
アメリカからの逮捕要請があった事から、フランスへの移送後、更にアメリカへ身柄の引き渡しが発生する予定となっています。
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