tokenNEWS
マルウェアを始めとした不正なマイニングが世の中を騒がせていますが、流通しているMoneroの5%がマルウェアによって行われたマイニングで発行された物だという調査報告が発表されました。
この調査はアメリカのセキュリティ企業であるパロアルトネットワークスによるものです。
マイニングは、他人のコンピューターの処理能力を無断で利用してマイニングを行う、「クリプトジャック」と呼ばれるもので、調査を行ったUnit42のジョシュ・グルンツウェイグ氏はクラウド脅威解析サービスを利用して、クリプトジャックされたと思われるデータを収集、47万にも及ぶサンプルデータから解析をおこないました。
モネロは他の仮想通貨に比べて標的になりやすい傾向があり、被害全体で1億7500万ドルにも及ぶ被害額が不正マイニングによる物である事がわかっています。
ただしこれは被害を認識されていない分は考慮されていない事から、実際の被害額は更に多く、被害件数も更に多い事が予想されています。
コメントはまだありません