クウェート最大の銀行であるクウェート・フィナンシャル・ハウス(KFH)がリップルネットへの加入を発表しました。
クウェートの銀行がリップルネットに加入するのは初であり、KFHはリップルネットへの加入により、ブロックチェーン技術を利用して国際送金の低コスト化と高速化を目指すとしています。
リップルネットとは、金融機関同士の国際送金を低コストで、迅速に行う為に開発された国際送金システムで、仮想通貨の基幹技術であるブロックチェーンを利用している点が特徴と言えます。
現時点で、イギリス,シンガポール,タイ,サウジアラビア,等の中央銀行や世界でも最大手に位置する金融機関が参加しており、日本ではMUFGやSMBC、みずほ銀行やゆうちょ銀行等60行以上の銀行が参加している大型ネットワークです。
KFHの参加は、今後イスラム圏の金融機関の参加を増加させる起爆剤として注目されています。
Rippleは、SWIFTによる従来の国際送金の手続が犯罪で手数料が高いという問題を解決する為に開発された技術で、ネットワークを維持する為の役割を果たす仮想通貨がXRPです。
以前は1円以上の価値にはならないと言われた通貨ですが、昨年より大幅な高騰を見せており、人気仮想通貨の一角となっています。
リップル社は既に国際送金テストを実施して十分な成果を挙げている為、今後は本格的なサービス開始に向けて動く方針です。
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