仮想通貨の相場が軒並み下落している中でも各国でマイニングが行われています。
特に昨年中国でマイニングが実質規制・禁止になってからはマイニングに適した土地を求めて、電気が安く気候が冷涼な国・地域を求めて世界各国各地域に移転を進めています。
そんな、「規制をされている」にも関わらず国に留まりマイニングを行っている場合は違法であるケースが多く、検挙されるケースが後を絶ちません。
例えば2018年4月には、韓国のマイナーが仮想通貨のマイニングの為に安い電力を不正使用したとして逮捕されています。
韓国では、開発制限地域にある養鶏場や工場に関しては電気料金を安く設定しており、経営が苦しい産業を助けると同時に、革新的産業・テクノロジーをサポートしています。
当然そういった地域は特別な措置を取っているという事もあり、政府が電力をはじめとしたエネルギーの流れは監視されています。
2018年4月19日に、京畿道の警察が南楊州市のマイニング施設の運営者を含めた5人を逮捕しました。
5人のマイナーは建物を半導体工場に偽装したり、土地を養鶏場に偽装したり、政府の電気料金のサポートを得る為の工作をしてマイニングを成立させていました。
設置しているASICマイナー以外のコストがほぼ無い状態だったとの事です。
韓国では現状、開発制限地域での仮想通貨採掘を罰する法律・規定がありません。
土地の目的外使用によって5人は逮捕されましたが、現状では大きな刑罰はなく、今後規制と刑罰の厳格化をするかどうかにかかっていのが現状です。
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