韓国の仮想通貨市場と言えば、2017年の早い時期に大規模な規制により、国内ICOの全面禁止や仮想通貨取引所の閉鎖等といった措置を採った事で話題になりましたね!
比較的近い時期に中国も規制に乗り出していて、世界でも仮想通貨が売買が盛んな国に突然降って湧いた規制の話で、市場が混乱した事を覚えている人も多いと思います。
ところがここにきて韓国が再び仮想通貨の合法化に舵を切り始めた事が話題になっています。
今、韓国の仮想通貨市場で何が起こっているのでしょうか?
Binance(バイナンス)が韓国に進出!
情報のソースとなるのは韓国のメディアである「BusinessKorea」です。
BusinessKoreaによると、7月21・22日に韓国で開催された「Blockchain Partners Summit」に登壇したCZ氏が韓国市場の重要性について語っていて、韓国市場への進出に前向きな姿勢を見せたとの事です。
より具体的には、バイナンス公式サイトを韓国語への対応を完了し、韓国市場を担当するディレクターとして韓国人スタッフを雇用する方針を掲げています。
BusinessKoreaはセキュリティの信頼性やICOを理解している取引所であるとし、「韓国市場にとって強力な競合相手になる」という予測を立てており、韓国市場への影響の大きさがかなりの物になると見ています。
韓国政府はどう動く?
韓国政府はここ最近相次いでいる取引所へのハッキングの防止策として仮想通貨やブロックチェーンを再合法化する動きをみせています。
韓国金融委員会(FSC)でも取引所が10億ドル以上に相当する資産を管理する事が厳しいという判断から、政府による法的な介入の必要性の声が上がっています。
元々は強固な規制を敷いたことで有力ベンチャーの海外への拠点移動やビジネスチャンスを逃した事による、税収の低下を端としたものですが、今回の再合法化で巻き返しを狙う方針です。
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