ロシアの小さな村がルーブルを捨てて独自の仮想通貨発行へ!

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ロシアの番組でプーチン大統領が国民からの「仮想通貨」に関する質問が話題になっている一方で、積極的に仮想通貨を利用して革命を起こそうとしているロシアの農民がいます。

 

モスクワにある小さな農村の畜産農家であるミハイル・シュリャプニコフ氏は、独自の仮想通貨を発行し、村の経済を再生させる計画を掲げて移住をしてきました。
シュリャプニコフ氏が行おうとしている事は政府への挑戦でもありますが、弾圧を受けながらも止めなかった事で、村は経済問題の解決を実現しています。

 

シュリャプニコフ氏は、自分たちの活動を通して村を豊かにといった大きな構想を抱いているわけではなく、自分たちの村で静かに暮らしていくという利益を、自分たちのコミュニティの中でのみ得られる様にする事を目的にしており、仮想通貨を通した経済的自立は銀行による高い金利に対する抵抗から引き起こしたものである事を明らかにしています。

独自通貨の名前は「Kolion(コリオン)」で、初期は紙幣として発行していたものの、ロシアの裁判所で違法とされた事により一度はとん挫したものの、2017年春に行ったICOで5500万円の調達に成功し、仮想通貨としての再始動します。

 

現在は保有しているコリオンが2億円程の価値があるとの事ですが、村には更に500BTCが保有されています。
コリオンの獲得はマイニング等ではなく、耕作と呼ばれる方法で獲得出来るとしています。更にルーブルやドル等に一切結びついておらず、耕作を除けば仮想通貨で購入可能という変わった特徴を持っています。
小さな村ではありますが、仮想通貨の経済圏の構築に成功したケースと言えます。

twitterの反応

 

これはとても面白いモデルケースですよね! 小さな経済圏だから成功した、というのはあるかもしれませんが、自分たちの力で文字通りの独立をしているわけですから。 今後ロシア政府がなんらかの介入をしてくる事は十分ありえますが、その時どうなるかちょっと心配ですね・・・

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