仮想通貨取引所は少ない種類を厳選して取り扱うタイプと、様々な種類の通貨を取り扱うタイプの二通りあります。
イットビットはこれまでビットコイン(BTC)しか取り扱ってこなかったのですが、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の証人を受け、新しく4つの仮想通貨を取り扱う事を決定しました。
イットビットは今後BCH、ETH、LTC、XLMの取引や管理サービスの提供を行います。
イットビットは現在世界で31番目の取引高をもつ取引所で、取引額は5420万ドルとなっています。
プレスリリースによればイットビットは「NYDFSが仮想通貨アセットを対象とする取引・管理サービスを承認した初めての信託会社」であり、ステラの取引をDFSが承認した最初の信託会社でもあります。
イットビットのチャールズ・カスカリラCEOは、BTCに加えて4つの仮想通貨を取り扱う事は「仮想通貨アセット投資家にとってより大きなプラットフォームとなる為の重要な分岐点」と述べています。
しかし、現在イットビットはアメリカの規制当局による調査対象にもなっている為、手放しで喜べないという状況でもあります。
4月にはニューヨーク州司法長官の仮想通貨取引所への調査の一環として質問状を受け取り、商品先物取引委員会(CFTC)が進めているビットコイン先物に関わる、CMEグループの価格操作のデータ提供先でもあります。
悪材料の中出てきた好材料とも取れるニュースの為、今後のイットビットの立ち回りが注目されます。
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