インドがブロックチェーン技術を活用して、悪質な営業電話防止

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インドの電子通信規制庁がブロックチェーン技術を応用して、悪質なテフレフォンマーケティングを防止する計画がある事を表明しました。

 

テレフォンマーケティングというのは顧客(もしくは見込み客、場合によっては電話帳に載っている電話番号に片っ端から)に直接電話をかけて販売促進を行う手法で、日本で言えば光電話やインターネット回線、不動産売買(マンション等)の勧誘の電話と言えばイメージが湧くと思います。

 

電子通信規制庁のRS・シャルマ長官はインドのテレフォンマーケティングの現状に関して「毎月300億件の宣伝メッセージが送信されていて、その大部分が迷惑メッセージである」と述べている程、深刻な社会問題となっています。
計画ではブロックチェーン技術を導入することで、規制当局が悪質と判断した業者を正確に追跡が可能になるとの事です。

 

シャルマ長官は、「ブロックチェーンをレグテック(規制とテクノロジーの融合)として、大規模な導入を試みるのは当局が世界で初めてである」と発言しており、問題の深刻さがうかがえます。
今回の利用方法はブロックチェーンの「不可逆性で記録が残る」という性質を上手く利用した好例となります。

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