世の中のICOの大部分は詐欺?需要無し? 800以上の通貨が価値無し?

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2017年から現在まで様々なICOプロジェクトが立ち上がり、様々な仮想通貨やトークンが発行されていますが、その内の800を超える種類の仮想通貨が値が付く事が無く電子の藻屑となる状況となっています。

 

これを報じたのはCNBCで、仮想通貨の価格低下原因に関して「ICOの大部分が詐欺等である事から実現不可能であるから」としています。
面白い事にこういった「無価値になった仮想通貨」を纏めている「Dead Coins」というウェブサイトが存在しており、Oxfinaやmcap等現在853種類の仮想通貨が紹介されています。
*Dead Coinsはこちらから

 

こういった詐欺、もしくは実現不可能なプロジェクトの増加には、ICOを通じた盛り上がりが関係しています。
2017年はICOを通じて38億ドルの資金調達が行われましたが、2018年は後半にさしかかった現時点で119億ドルにも及ぶ資金が調達されています。

 

ICOで購入をした仮想通貨は、発行企業のサービスを享受したり、商品の購入に利用可能となっていますが、それ以上に期待されているのは「ICOに投資した仮想通貨が大きく値を上げてリターンを得られる事」です。
そしてこれを期待して多額の現金を投資しますが、仮想通貨の価値が電子の藻屑になる可能性があります。

 

こういったリスクがあるにも関わらずICOが人気なのは、誰でも少額から投資が可能という点、そして既存のIPOに比べて参加が容易であるという点から、IPOやVCからの出資に代わる手段として期待されてるからにほかなりません。

 

現在、ICOをはじめ仮想通貨関連に対する評価は「問題点が多く危険」とする見方「規制が進み、市場が整備される事で参入者が増える」とする見方が入り混じって決着自体がつく様子がありません、

twitterの反応

やはり仮想通貨に対する批判もありつつも、何も情報を精査しない投資家側の問題点を指摘する方もいます。

ICOは現在批判はあれど誰でも参加が出来る事、利益を上げる期待値が高い事から人気で、今後しばらく人気は続くと思われます。 それ以降も人気が継続するかはICOプロジェクトが成熟するかにかかっていると思われます。

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