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シカゴ・オプション取引所()CBOEのクリス・コノキャノン社長が、ICO市場が2段階に渡って審判の日を迎える可能性がある事を警告しました。
審判の日というのはキリスト教における、世界の終わりを表す日の事を指しますが、コノキャノン氏は第一段階でSECがICOを未登録の有価証券と認定・分類する事で投資家が保有しているICOトークンが無価値になり、次の段階でICOプロジェクトを推進している企業に対する訴訟が相次いで発生する事になる、とのことです。
コノキャノン氏は、誰かが未登録のトークンを提供した場合、未登録の証券を発行したという事になるため、訴訟リスクが発生するとし、ICO投資家に多大なリスクを背負わせる事になるとしています。
現時点でSECが過去のICOトークンにまで追求するかはわからないとていますが、同時に「SECは関与した人物を即座に違法と見なして取り締まるわけでもない」としています。
2017年のICO市場は4500億円程となっていますが、2018年は7600億円以上に達するという見通しを立てています。
この2年で倍近くになるであろうICO市場ですが、アメリカの規制当局は違法業者に対してはカナダと合同で調査を行い、70件近くが調査対象になっています。
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