ヒュンダイDAXトークンの発行元であるHDACのマイニングプールがハッキング被害にあい、一時的に引き出しの停止措置を取りました。
HDACは韓国のブロックチェーンベースのIoTプラットフォームで、ヒュンダイの創設者である鄭大善氏は、ヒュンダイグループと世界的に有名な自動車メーカーである現代自動車のCEOの甥で、HDACは2017年に鄭氏のヒュンダイBS&Cと、ヒュンダイiPayを含めた複数の企業によってローンチされました。
今回のハッキング被害は、マイニングプール内部システムにアクセス権を得たハッカーによって行われたものです。
ヒュンダイiPayはトークンポストに対して次の様に語っています。
ヒュンダイiPayチームは(DACトークン)マイニングプールの運営には関わっていない。ヒュンダイiPayのサーバーとHDACブロックチェーン自体は被害にあっておらず、(中略)(299人のマイニングプールへの)参加者の全員が被害を受けたわけでもない。ヒュンダイiPayは、ハッキング被害の範囲について正確な詳細を伝えることはできないが、チームとしてはマイナーの大部分が影響を受けたと推定している
ヒュンダイiPayはDACトークンのマイニングプールには関与していないとしていますが、ブロックチェーンベースのIoTテクノロジーを利用してスマート工場やスマートホームのセキュリティー工場を目指すHDACプラットフォームの公式開発者の一員でもあり、ローンチの段階からヒュンダイとしての親族によるサポートがあり、プロジェクトにも影響はあったと説明しています。
HDACチームは、ヒュンダイDACトークンの使い道について、自動車のレンタル、有料道路や注射料金の支払いや、燃料の支払いにも利用できる可能性があると述べています。
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