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ドイツのバイエルン州検察当局は、1200万ユーロ(約15億円)相当の仮想通貨を押収し、売却しました。
押収物の売却額としてドイツ市場最高額となりました。
今回押収したのは、1312BTCに加えて1399BCH、1312BTG、220ETHを含めた相当な量の仮想通貨だったとの事です。
刑事訴訟で押収された仮想通貨は、2カ月の間に1600件にも及び個々の取引で売却され、この件について検察当局は次の様に述べています。
あらゆる仮想通貨は、価格変動が大きいリスクに加え、全損のリスクにもさらされているため、バイエルン州中央サイバー犯罪対策局は緊急売却を命じた
わずか数セントの値段で20万冊以上の電子書籍とオーディオブックを違法に提供していたオンラインサービス「リーゼン・ウント・ラウシェン」に対する刑事訴訟で今回の仮想通貨が押収されました。
少なくとも3万人以上がプラットフォームを利用しており、2017年6月にサイト運営者を逮捕、サイトを閉鎖しました。
犯罪捜査で差し押さえた資産を競売にかける事は世界中で行われており、一般的な事です。
今回はドイツの押収した仮想通貨が1400億ドルにも及びましたが、アメリカの連邦保安局は2018年1月に民事・刑事訴訟で押収した3812BTCを売却し、4000万ドル以上にも及んでいます。
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