ゴールドマンサックス元社長コーン氏「世界的に台頭する仮想通貨はビットコインではない」

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「ビットコインにはあまり期待していないが、ブロックチェーンの技術には期待している」というのはゴールドマンサックスの元社長でトランプ政権でアメリカ国家経済会議委員長と経済担当大統領補佐官を務め、今年3月に退任をしたコーン氏の発言です。

 

ゴールドマンサックスは仮想通貨事業に進出しているウォールストリートの企業の一つで、先日顧客の要望でBitcoinの取り扱いを発表しており、その準備の為なのか、先月の時点でトレーダーのジャスミン・シュミット氏をデジタル資産市場初の責任者として採用しています。

 

コーン氏はビットコインよりもシンプルで分かり易い仮想通貨の出現を予測しており、「ブロックチェーン技術はその仮想通貨にも応用され、もっと簡単に仮想通貨を理解できるようになる」と述べて、マイニングコストや電気代といった物ではなく、仮想通貨に対する理解が進んだ時に世界的な仮想通貨が現れるとし、「その際に台頭するのはビットコインではない」と断言しています。

 

今年に入ってから仮想通貨市場は目まぐるしく変化しています。

ブロックチェーン搭載のスマートフォン「FINNY」や国際送金の迅速化を促すリップルネットワーク、いずれも仮想通貨・ブロックチェーン技術に絡んだ事業であり、先月は国連による難民救済策にブロックチェーン技術が利用される等、少しずつではありますが、仮想通貨やブロックチェーンの認知や実用的な利用が広がりを見せています。

 

その中で現在のビットコインは通貨としての立ち位置よりも投機としての側面が強いのが現状です。
現在の仮想通貨市場はビットコインが最大のシェアを誇ってはいますが、今後仮想通貨やブロックチェーンに対する理解が一般層に浸透した時、文字通り「世界で利用される」仮想通貨が出現するかもしれません。

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