アメリカの株式市場ナスダックのシステムを利用した仮想通貨取引所が6月にも開所します。
中央集権型仮想打つか取引所のDXは、ダニエル・スカウランスキCEOによればマッチングエンジンなどのインフラを使用した初めての取引所で、法定通貨と仮想通貨の交換・保有・ウォレットサービスを提供する総合金融機関を目指すとのことです。
取引手数料は無料で最初はBitcoin(ビットコイン/BTC),Bitcoin cash(ビットコインキャッシュ/BCH)等主要6通貨で、第二段階で20~25種の取り扱いを予定しており、スカウランスキCEOは
我々はブロックチェーン技術を支持する。このエコシステムの発展を支持する方法は、その通貨を精査し、良い通貨を促進させることだ。誰かがコインを買うからという理由で上場させることはない。価値のあるコインを上場させる
としており、需要のある通貨を積極的に上場させるBinance等とは毛色の違う取引所になりそうです。
先月、NASDAQ(ナスダック)のCEOであるAdena Friedman(アデナ・フリードマン)氏は、
グローバル化された支払システムは、国境を越えたデジタル経済にとって最適であり、仮想通貨は通貨圏の次の一手
と語り、どの仮想通貨が最終的に選ばれるかは分からないとしながらも、デジタル経済が仮想通貨の必要性に理解を示し、全世界的な支払いメカニズムのアイデアは効率が良く、インターネット経済の発展を促すと発言していました。
CCNによれば、フリードマン氏はビットコインの先物商品の上場について言及しており、仮想通貨市場の安定化が進めばナスダックが仮想通貨取引所として参入する可能性にも触れていましたが、発言からわずか1カ月後の開所宣言という事で以前から準備を進めていたとみられます。
フリードマン氏はICOには懐疑的な見方をしているものの、仮想通貨それ自体への期待は強く、新しく開所するDXの動向を含めて今後の動きに注目が集まります。
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