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仮想通貨取引所のハッキング事件の影に隠れがちですが、2018年はマルウェアの感染による不正なマイニング事件が頻発している年でもあります。
手口も日々巧妙化しており、被害が後を絶たない状況となっていますが、中国では20名のハッカー集団が違法なマイニング収益を得る為、不正にコンピューターを操作した疑いで20名のハッカー集団が逮捕されました。
被害額は2600万コインにも及ぶとの事です。
警察によると、ハッカー集団はディスプレイ広告を利用して、500万台のコンピューターに表示させ、100万台を超えるコンピューターにマルウェアが仕込まれたプラグインをインストールさせ、2年間に渡りデジバイト(DGB)、ディークレッド(DCR)、シアコイン(SC)のマイニングをさせていたとの事です。
これらの通貨を不正なマイニングに選んだ理由は、マイナーであり、大きな計算能力が不要であり、気づかれる可能性が低かったからとの事です。
実際犯人が捕まるまでに2年にも及ぶ期間があり、気づかれる可能性という点についてはハッカー集団の目論見通りだったと言えます。
さらにインターネットカフェからマイニングソフトウェアを仕込む為、代理店ネットワークの構築を100店舗以上に行っていました。
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