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オランダのアムステルダムに拠点を置くフロー・トレーダーズNVがオランダ規制当局による「仮想通貨の売買を控える」呼びかけに意を介さず、仮想通貨市場への参入を発表した事で話題となっています。
オランダ当局による呼びかけを無視して事業を立ち上げる事で、良くも悪くも風が吹く事は間違いなさそうです。
フロー・トレーダーズは欧州で最大のETFファンドであり、2018年第一四半期に2840億ドルにも及ぶ取引高がありました。
そのフロー・トレーダーズがBTCやETHを基盤とした上場投資証券の売買を初めて行う企業になります。
これにより、これまでに比べて仮想通貨への投資が容易になると見られていますが、フロー・トレーダーズのデニス・ダイクストラ氏は仮想通貨市場が過小評価されていると私見を述べた上で、遠からず規制される可能性について言及しています。
同社はCMEやCBOEといった先物取引による仮想通貨の上場投資証券でかなりのリターンを得ていることを明らかにしています。
オランダ金融市場庁(AFM)の広報であるニョンク・トレンスマ氏は新興市場である事や匿名性の高さを指摘し、通貨としての能力が無いと指摘していますが、AFMによる警告があったとしても法規制を敷かない限りは取引の禁止を実現する事は難しいと目されています。
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