仮想通貨に投資している人の間で注目されているのは、独自トークンと呼ばれる仮想通貨取引所が発行しているトークンです。
持っている事で様々な特典を得られる事から俄かに注目されています。
どの様に注目されているのかと言うと、下手なアルトコインや草コインよりも安定した価格上昇をしている為、資産形成の方法の一つとしてなのですが、2018年6月12日にfcoinが発行しているFTが大暴騰した事でちょっとしたお祭りになりました。
特に、取引開始から70倍もの値上がりをしたこともあり、100万円投資していれば7000万にもなったという恐ろしい伸び方です。
FcoinとはHuobi(フォビ)の元CTOであるZhang Jian氏が創設した仮想通貨取引所で、1日7000億もの取引高を処理している辺りさすがの技術力です。
サラっと書きましたが、Fcoinはサービス開始から1カ月も経たずに取引高世界1位になりましたが、それよりも「世界TOP5の取引高を誇る取引所」の一日の取引高の合計すらも軽々と超えてしまった事で一気に話題になりました。
Fcoinの特徴として最も注目されているのは、Fcoinの収入の80%をFTの保有量に応じて配当を得られるというシステムです。
これによりユーザーは高い配当を求めてこぞってFTを買い漁り、Fcoinの目論見通りにFTの暴騰を引き起こす事になりました。
当然今は開設したばかりでちょっとしたお祭りになっている感はあり、配当がいつまで続くのかも分かりませんが、長期的に続きそうであればユーザーの増加もそれほど難しい物ではなさそうですね。
但し気になるところ、というよりは将来性に絡む部分ですが、現在は取り扱っている通貨が非常に少なく、正式サービスの開始までにどれだけの取り扱い通貨が増えるかが気になる所です。
更に言うなら、上場廃止の条件に「1日の取引量が15日連続で10万ドル未満」という物があり、良い通貨であってもマイナーな物は上場しても廃止になる可能性があります。
こう考えると将来的に条件の変更が無ければBinanceやHuobi、OKExといった取引所を追い越す事は難しいかもしれません。
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