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イーサイアムの共同創始者であるヴィタリック・ブテリン氏が、中国発であり初のブロックチェーンプロジェクトであるTRX(トロン)を批判しました。
ブテリン氏はこれまでも仮想通貨バブルを批判し、ICOに否定的な発言が目立ちましたが、今回も「多くのプロジェクトに魂がない。値段を吊り上げてランボルギーニを買いたいだけだろう」と皮肉を述べています。
ブテリン氏はその中でもトロンに対して否定的で、TRXの価格上昇に対して、「仮想通貨がこの世界の為に成し遂げた事から比べると行き過ぎ」と述べています。
年末年始でトロンの時価総額は1.8兆円という莫大な額まで伸びたものの、その後仮想通貨全体の下落のあおりを受けて3600億円程までさがりましたが、トロン自体には何か目立ったプロダクトがあるわけでもなく3月にようやくテストローンチしたばかりで、この辺りがトロンを懐疑的に見る声が多い理由でもあります。
ブテリン氏のイーサリアムと言えば、イーサリアムに取って代わる事を目標としているEOSもEOSトークン自体に実用性が無い事から、ドージコインの創始者であるジャクソン・パルマー氏から批判を受けています。
こうなってくると、ICOの世界はブテリン氏が言う様に「魂が無い」と言われても仕方のない事なのかもしれません。
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