イーサリアム・クラシックがネットワーク・プロトコルを更新!

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ETC(イーサリアム・クラシック)が、今後もマイニングを存続可能にするためのプロトコル更新に成功しました。

 

ECIP-1041というフォークでは、ETCネットワークの590万ブロックから「ディフィカルティ・ボム」と呼ばれる機能が取り除かれました
このディフィカルティ・ボムとは、Ethereum(イーサリアム)の元々のコードの構成要素であり、指数関数を増やし、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)というコンセンサス・アルゴリズムへの移行の必要性を引き出す為に設計されたもので、この機能の役割はブロック承認を凍結する事から「イーサリアムの停滞期」と呼ばれています。

 

イーサリアム・クラシックは2016年にDAOハッキングの対処法を巡る議論の違いから、イーサリアムがオリジナルブロックチェーンからハードフォークした事で誕生しました。
ECIP-1041プロトコル更新ではエアドロップは無く、新たなトークンも作られる事も無く、これについてはイーサリアムは2017年10月にディフィカルティ・ボムを1年以上延期するように行動してきたものの、イーサリアム財団はハイブリッドPoSシステムであるキャスパーへの移行準備を設けています。

 

イーサリアムがPoSに移行すれば、PoSへの移行計画が無いETCネットワークはETHに集中しているマイニングのハッシュパワーの大部分を引き継ぐ事が期待できます。

 

PoSとPoWについての議論は、仮想通貨コミュニティを分裂させています。
ブラジル人研究者は、イーサリアム・クラシックのネットワークをハッキングして10億ドルを得る為に必要なコストを5500万ドルと試算し、PoWアルゴリズムはこれまでの推測以上に脆弱であると主張しています。

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