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アメリカ・フランシスコを拠点としている仮想通貨大手取引所「Coinbase(コインベース)」が、分散型取引プラットフォームである「Paradex」を買収するという発表がありました。
Paradexは、ERC20系のトークンをユーザーのウォレットから直接取引できるようにするための分散型のリレーを行うプラットフォームを目指して運営されています。
この買収でCoinbaseは既存のBitcoin,Ethereum,Bitcoin Cash,Litecoinの4種に加えて様々な取引が可能になり、CoinbaseとParadexのウォレットも統合されるため、取引ペアの追加だけではなく、ウォレットからParadexを通して直接取引をする事が可能になります。
Coinbaseの共同創業者でり、CEOでもあるBrian Armstrong氏は「分散型のインフラ構築は、アメリカ国外からの顧客獲得の狙いがあります」と明確に述べており、今回の買収発表はCoinbaseの取引プラットフォームの一つであるGDAXサービス刷新の最中に行われており、アメリカ国内の規制や法整備に関しても国外の顧客獲得を皮切りに、将来的にはアメリカ国内の顧客に対しても提供が可能としています。
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