ここ最近仮想通貨に関する明るい話題と言えば、日本的にはアメリカ最大手の仮想通貨取引所である「コインベース」が日本に進出する、といったニュースを挙げる人もいるかもしれませんね。
そのコインベースについてですが、アメリカでは、成長スピードについていけない事により、顧客サービスが疎かになっているという事で批判が噴出しています。
日本では仮想通貨交換業の登録業者が業務改善令を受けましたが、アメリカでも市場の変化に追いつけず、顧客対応の杜撰さが問題になっています。
コインベースのクレーム例として「自分の資産の確認が出来ない」に始まり、「振込がされない」といった物が多く、横領や顧客資産で投資をしていると揶揄する声があがっています。
こういった事で損失が出た事から訴訟を視野にいれている顧客もおり、サービスを提供出来る状況でないにも関わらずサービスを続けていると主張しています。
少なくとも顧客の問い合わせに答えていない状況である事は事実であり、不具合対応の遅れも事実との事ですが、この背景となっているのはコインベースが急成長を遂げている事が原因とされています。
具体的な数字としては、2017年から顧客数が150%増加しているとし、2018年4月からはサポートチームの増員もして、トラブルの迅速な処理に向けて動いているとしています。
しかしその一方で顧客トラブルが解決していない中で、サービスの多様化を進める等、若干ちぐはぐな面も見えており、今後のコインベースの事業の行く先は不透明な部分が多いのも事実です。
コメントはまだありません