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中国政府が、ブロックチェーンプロジェクトの平均寿命が15カ月であるという分析を行い話題になっています。
中国の貴州省で開催されている「中国国際ビックデータ産業エキスポ2018」で、中国情報通信研究院(CAICT)の何宝宏氏は立ち上げられたブロックチェーンプロジェクトの内、現在でも残っているのはわずか8%だと述べました。
何氏はイベントの中で、情報通信研究院のブロックチェーン産業のトレンドに関するレポートの一部を披露する形で語りました。
情報通信研究院は「データと資産の流れの統合の深化」と「デジタル資産の成長ペースの加速」が続くと予想している一方で、何氏はブロックチェーンベースの取り組みにおいて、良い時もあれば悪い時もあることには変わりないと述べています。
中国政府はブロックチェーン技術を重要な技術と評価したうえで、ブロックチェーンや仮想通貨の研究を進めており、5月初旬には仮想通貨の格付け・発表を公的に行い、ブロックチェーンに関しては工業団地の展開等、研究や資産として組み込む為の取り組みを積極的に行っています。
こういった背景からか、何氏は中国が独自のブロックチェーンを提供する事に対しても次の様な楽観的な見方をしています。
我々は検証可能なブロックチェーンプログラムを立ち上げており、約200の民間企業が参加することを表明している
と、付け加えています。
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