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コインミント社が、ニューヨークのアルコア社の閉鎖工場をビットコインのマイニングファームに改修する工事に着手しました。
コインミント社はクラウドマイニングサービスを手掛けており、閉鎖工場の改修に7億ドルを投入したとの事です。
今年1月に認可を降りていて、19年末までに改装をする計画で、新しく立ち上げた子会社であるノース・カウンティ・データセンター・コーポレーションによって進められています。
2018年は、仮想通貨マイニングの為の安い電力を求めて、世界中の過疎地や閉鎖された施設を再利用する動きが出ています。
特に過疎地や閉鎖工場の再利用は本来歓迎すべき事ではありますが、必ずしも地元の理解を得られているというわけではなく、特にケベックの近辺での計画に対しては、地域経済への効果に懐疑的である事から批判も受けています。
3月時点でケベック州のフィリップ・クイヤール首相は、ビットコインマイニングに興味はないと断言している一方で、アルコア工場に近い町のマシーナの政治家は、コインミントが提示した150人の雇用を条件にしたことで歓迎もしています。
この様に一口でマイニングと言っても地域で温度差はあり、進出する企業側出す条件と地元の住民が望む条件で折り合いがつくのであれば相互に良い結果をもたらす事が出来るでしょう。
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