Bitcoinに限らず、仮想通貨全体の価格が下落傾向にありますが、主な原因として指摘されているのはアメリカとカナダの規制当局による、仮想通貨の投資スキームに対する取締強化です。
今後は40以上の州や地方の監視機関が「仮想通貨一掃作戦(Operation Crypto-Sweep)」に参加する予定という事で、現時点で分かっているだけで最低でも70件の調査が実施されます。
アメリカ仮想通貨投資期間BKCMの創業者であるブライアン・ケリー氏は「長期的にみると市場が成熟する為に必要な事の一つ」として、今回の一掃作戦を評価し、市場への影響は極短期的な物しかないとし、一掃作戦に関して「取り締まられるべきものが取り締まられる」としています。
下落を続けるビットコイの価格はどうなる?
現在はビットコインに限らず仮想通貨全体の価格が下落傾向にあります。
基軸通貨であるBitcoinが下がっているので、連動して下がっている部分もありますが、そもそもビットコインの下落の理由の一つはMt Gox(マウントゴックス)の破産管財人による保有しているビットコインの売却が影響していると言われています。
残りは凡そ13万BTCがあり、最近のペースを維持したままだと仮定した場合、マウントゴックスのBTCが無くなるのは6~7カ月、つまり最低半年は価格が上がらない可能性があるという事になります。
しかし上がらない、とするコメントがある一方で年末までに大きく値を上げるとする意見もあります。
例えば、足元の下落基調は典型的な仮想通貨のボラリティの範囲内という意見を述べているのはトム・リー氏で、リー氏は「年末までに2万5000ドルまで上昇するだろう」という強気の姿勢を見せています。
リー氏は続けて「仮想通貨に対する規制への不透明さから投資に二の足を踏んでいる機関投資家がいる」という考えの下。そういった投資家の参入の余地がある事から上昇すると見込んでいるとの事です。
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