仮想通貨市場全体は下落傾向にありますが、その中でもその色が強いのは基軸通貨であるBitcoinです。
2018年のGW中に上昇したものの、GWの終了と共に下落が始まり、そのまま多少上昇する事はあっても基本的には低空飛行を続けています。
この背景には中国当局による規制に対する疑念や、機関投資家による価格操作疑惑による物が大きく、6月下旬の現在でもその傾向は続いています。
こういった悪材料の影響が色濃く残るなら、現在市場のトレンドに反して好調な通貨が仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が発行しているBNB(Binance coin)です。
4月時点で1000円台だったBNBですが、徐々に勢いをつけて現在1800~1900台で推移しています。
取引所コインはある程度の取引量があれば安定した価値を維持する事が多いのですが、その中でも群を抜いて安定感を誇っているのは、単に「バイナンスの通貨だから」というわけでもありません。
最も大きな要因とされるのは、条件を得たユーザーの紹介報酬の倍増です。
500BNB以上を保有しているユーザーは、5月19日より紹介報酬20%から40%に増額する事になりました。
この発表によりBNBの買いが進んだ事が予想されます
更に5月31日にバイナンスラボがオンラインカンファレンスの開催や、現物取引を開始する等、積極的に活動をしている事がBinanceに対する信用になっているとされています。
さらにバイナンスはBNBの買い戻しを定期的に行い、バーンを行い市場供給量を下げて希少価値を高めています。
こういった様々な取り組みが、BNBの価値の安定に繋がっています。
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