BlockShow Europe 2018カンファレンスはウィキペディア創設者であるジミー・ウェルズ氏や、BTCCの共同創設者であるボビー・リー氏等の、錚々たるメンバーによるスピーチや討論会といった日程を終えて閉幕しました。
今年のBlockShow Europeは、昨年春のミュンヘンで開かれた時よりも5倍、昨年秋に開かれたBlockShow Asiaの倍程の規模となり、93社の展示会に対し3000人が参加、90社以上がスポンサーとして名を連ねました。
今回のカンファレンスに至るまで、BlockShow Europeはパリやローマ等でミートアップを開催し、チューリッヒではベスト・スタートアップを決めるイベントも行われる等、盛り上がりを見せ、資産分配ネットワークを手掛けているシェルフ・ネットワークが審査を経て5万ユーロの賞金を手にしました。
BlockShow Europeは、カンファレンス期間中、ブロックチェーン企業を立ち上げるのに最適な欧州の国を取りまとめた調査結果を発表し、スイスがトップに、ジブラルタルとマルタが後に続く結果となりました。
更に、カンファレンスではブロックチェーン業界のリーダーを選ぶ投票も行われ、ブロックチェーンを利用したアプリを利用して、ブロックチェーン業界をリードする女性と企業への投票を世界中から募りました。
最も影響力のある女性には、クイ・ヴォ・レインハード博士が選出され、ブロックチェーン企業のビットフューリーが業界をリードする企業に選出されました。
ジミー・ウェルズ氏は、責任あるジャーナリズムをサポートする為に設立したWikiTribuneプロジェクトについてスピーチを行いましたが、スピーチでは仮想通貨にも触れ、BTCについては「間違いなくバブルだ」と明言しました。
今回大きな盛り上がりを見せたまま閉幕したBlockShowカンファレンスは、2018年8月にアメリカのラスベガスで開催される予定になっています。
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