ブロックチェーンを利用した独自トークンの発行や、アプリケーション連携用のAPI/SDKsを提供している株式会社IndieSquareが、現在提供中のウォレットアプリ「IndieSquareWallet」をアップデートして、ブラウジング機能を搭載した事を発表しました。
ブラウジング機能は複数ブロックチェーン対応のDAppsで、これは世界で初の機能です。
これまでのDAppsは、アプリケーション毎にウォレット機能を搭載していましたが、安全性はリリースしているアプリ事にバラつきがあり、開発者の技術にかかっている傾向がありました。
これは技術者の技量が不足しているほどハッキングに遭うリスクが高くなるという事に繋がります。
DAppsブラウジング機能は、秘密鍵をサーバー側で保管せず、暗号化を経てクライアント側で保管し、そこにアプリケーションを通してアクセスする手段として機能します。
これによって利用者はアプリケーション毎にウォレットを切り替える手間がなくなり、安全にDAppsを利用する事が出来るようになります。
Indie Square Walletについて
ビットコインのブロックチェーン上で独自トークンの発行が可能なウォレットとして、2014年から提供しているモバイルウォレットサービスです。
iOS、Androidの両OSに対応しています。
秘密鍵を暗号化してスマホ内に保管し、仮にハッキングされたとしても利用者の資産が流出する事がなく、端末の紛失や破損が起きたとしても、パスフレーズを利用する事で復旧が可能です。
さらに、ビットコイン,イーサリアム,カントリーパーティーを簡単に送ったり受け取ったりすることが可能で、DAppsで利用が可能です。
HDウォレットにも対応しており、複数のアドレスの使い分けができます。
さらに今後はその他ブロックチェーンへの対応も予定していて、安全で簡単にDAppsの運用が可能になります。
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